総曲輪ビューティークリニック - SOGAWA BEAUTY CLINIC

COLUMN

エラボトックスで
後悔しないために

切らずに小顔になれると最近人気の施術 《エラ(咬筋)ボトックス》 ですが

 

「あまり効果を感じなかった」

「頬がこけてしまった」

「たるんでしまった気がする」

 

といった声も。エラボトックスで後悔しないためにおさえておきたいポイントについて解説します。

 

 

 

 

エラボトックスとは?

《エラボトックス》とは、あごの《エラ》にボトックス注射をすることでフェイスラインをシャープにする小顔治療です。

ボトックスには筋肉の動きを弱める効果があるため、エラの筋肉《咬筋》があまり動かないようになると《逆筋トレ効果》によって筋肉が小さくなります。その結果、顔が小さく見えるようになるという仕組みです。

 

 

 

 

エラボトックスのターゲット

《咬筋》は、ものを咬むための筋肉です。

咬筋が発達すると顔の横幅が広くがっしりとした印象を与えます。反対に咬筋が小さいとフェイスラインがすっきりとして見えます。《小顔効果》のエラボトックスには咬筋を小さくして輪郭をスリムに見せる効果があります。

《かみしめるクセ》があったり筋力が強い男性では、咬筋が力こぶのようにふくらむ《咬筋肥大》になっていることもあります。《かみしめるクセ》や《咬筋肥大》に対してもエラボトックスが効果的です。

 

 

 

 

エラボトックスの効果と持続

ボトックスの作用は数日から感じはじめ、2週間ほどで注射した部分が動かない状態になりますが、筋肉のボリュームが減って小顔などの効果がわかるようになるまでは少しタイムラグがあります。

 

・注射後数日:かみしめたときの違和感

・注射後2週間〜:お肉など硬いものを食べるときにつかれやすくなる

・注射後1〜2か月:少しずつ小顔効果が出てくる期間

・注射後2〜4か月:小顔効果のピーク

・注射後4〜6か月:少しずつもとにもどっていく期間

・注射後6か月頃:ほぼ元の状態に

 

半年ほどでもとに戻ることが多いのですが、強く咬むクセがなくなることで長く効果が持続したり、完全にもとのボリュームまで戻らないケースもあります。

しっかりと効果を維持したい場合には5〜6か月に1回の定期的な治療が必要です。また、自分に合ったタイミングに治療の間隔をのばしていくこともできます。次の治療のタイミングがわからない場合は担当医にご相談ください。できるだけ少ない回数で効果を維持できるタイミングをご提案いたします。

 

 

 

 

 

 

エラボトックスの注意点

フェイスラインをすっきりさせて《小顔効果》を期待する場合と、《かみしめるクセ》や《咬筋肥大》を改善させる場合ではボトックスの投与量や投与部位が違います。ボトックスの量は多ければ多いほど良いというわけではなく、多すぎると頬がこけたりたるみが目立ったりすることもあるため注意が必要です。

咬筋は頬骨からエラまでの範囲にある比較的大きな筋肉です。《小顔効果》を期待する場合には咬筋の下のほうだけにボトックスを注射します。咬筋のボリュームや咬む力によって注射する場所、深さ、量を調整します。

《かみしめるクセ》や《咬筋肥大》を改善させる場合には小顔治療よりも広範囲にボトックスを注射します。肥大が強い場合にはボトックスの量を増量することも。

 

 

 

エラボトックスの量と単位

ボトックスの量は《g(グラム)》や《ml(ミリリットル)》ではなく《単位》という基準で表されます。エラボトックスにつかわれる量の目安は両側で30〜120単位です。小顔治療なら両側で40単位が目安になります。咬筋がそれほど厚くなかったり何度も治療を受けて厚みが減ってきているなら両側で30単位程度で効果的なことも。反対に咬筋が非常に厚い場合や男性では両側で50〜120単位まで増量することによりイメージに近い治療を受けることが可能です。

このようにエラボトックスでは咬筋の厚みや筋力と治療目的(小顔or咬筋肥大)によって投与量を決める必要があります。

 

 

 

 

エラボトックス後のたるみ

エラボトックスによって咬筋のボリュームが小さくなることで《顔のたるみ》が目立ってしまう例があります。40〜50代以降ではたるむ可能性があると考えられます。たるむ可能性がある場合にはボトックスの量をひかえめにすることをおすすめしています。

 

エラボトックス後のたるみ対策としては《ハイフ》や《ヒアルロン酸リフトアップ》が効果的です。最新の研究結果では、2023年の形成外科国際雑誌《Plastic and Reconstructive Surgery》に《口角下制筋》や《広頚筋》という顔を下にひっぱる筋肉にボトックスを注射することで顔のたるみ改善効果があるという治療法が報告されています。エラボトックス後のたるみが気になる場合もまずは担当医にご相談ください。

※参考文献:Treatment of Facial Flaccidity and Sagging after Botulinum Toxin A Injection into the Masseter. Plastic and Reconstructive Surgery 151(3):p 521-525, March 2023.

 

 

 

 

エラボトックス後の頬のこけ

ボトックスの量が必要量よりも多すぎると頬がこけてしまうことがあります。咬筋の動きが回復する約6〜12か月後にはもとにもどるため、こけが気になるようならしばらくボトックスを中止して様子をみることをおすすめします。また次回の治療で頬がこけないようにするためボトックスの量や範囲を変更する必要があります。治療を受ける際にはボトックスの製剤名(生産国)や量についても確認しご自身でも記録しておくことをおすすめします。

 

 

 

 

エラボトックスのメリットとデメリット

《エラボトックスのメリット》

・フェイスラインがすっきりする

・小顔効果

・かみしめるクセの改善

・咬筋肥大の改善

 

《エラボトックスのデメリット》

・注射部位の腫れ、痛み、赤み、内出血(数時間〜1週間程度)

・効果が一時的(数ヶ月〜半年程度)

・薬剤の副作用や合併症

・効果に個人差がある

・頬がこけたりたるんでみえることがある

 

 

 

 

エラボトックスで後悔しないために

エラボトックスの治療では効果に個人差があるため注意が必要です。治療目的によって注射の量や場所を微調整する必要があります。たるみや頬のこけなどの症状がでてしまうこともあるため、いまの状態や目的にあわせた最適な治療ができる経験豊富な担当医を選んでください。

 

ボトックスは一度効果が出てしまうとしばらくはもとに戻すことができないため、ひかえめな治療からスタートして自分に合ったプランニングをすることも失敗しないための大切なポイントです。2回目以降は担当医と相談しながらボトックスの量や治療のペースを調整します。治療のタイミングを最適化すればできるだけ少ない回数で最大の効果を得ることができます。

 

総曲輪ビューティクリニックでは経験豊富な顔の専門家である《形成外科専門医》のみが責任をもって治療を担当しています。注射後の無料検診などアフターケアも充実していますので、まずは無料カウンセリングにご来院ください。

 

 

 

 

《エラボトックス 》治療の流れ

1.診察

咬筋の状態を診察し、《エラボトックス》の適応があるかを診断します。

 

 

2.治療

診断をもとに治療を行います。痛みが心配な場合には麻酔クリームを使うことで痛みを最小限にすることができます。総曲輪ビューティクリニックでは厚生労働省承認薬であるアラガン社の《ボトックスビスタ》のみを使用しています。注射に使う針は極細で、痛みは最小限です。

 

 

3.アフターケア

ボトックス後のアフターケアや注意事項についてご説明いたします。軽度の内出血がみられることがありますが、メイクでかくせる程度です。

 

 

4.治療後の検診

2週間後の無料チェックで不都合がないかを確認します。治療の効果判定は治療後2〜3か月後に写真をつかって行います。ボトックス自体の効果の持続は3〜4か月です。追加や次の治療のタイミングについては担当医とご相談ください。

※咬筋ボトックスでは効果のピークまでの期間が長いため、追加注射を行っても先に注射した分の効果がうすれているため正確な効果判定ができません。規定量で効果が足りないと感じられた場合は次の治療の際に増量することで希望される結果に近くなるよう調整いたします。

 

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★富山でエラボトックス治療を受けるなら★

総曲輪ビューティクリニック

富山県富山市総曲輪3-9-3

お問い合わせ、ご予約はお電話で

076-471-0734(受付時間:9:00〜17:00 水・日・祝のぞく)

 

監修:

総曲輪ビューティクリニック 院長

佐藤 典子

形成外科専門医

しみ治療で富山美人になる

美しくなりたい、そう思った時に人はまず何をしようと思うものなのでしょうか。

 

極論を言えば、内面の美しさから?

表情コントロール?

仕草や佇まい?

 

たしかに、ある程度の年齢になれば生きざまが外見に出てきますから、無視することはできないでしょう。

では、外見の美しさにかぎった場合、何をしますか?

 

スキンケアを見直しますか?

高価なお化粧品を購入してみますか?

ライフスタイルを変えてみますか?

エステに行きますか?

美容医療の門をくぐりますか?

 

また、美しくなるとはどういうことでしょうか。

 

実年齢より若く見えるようになりたいのでしょうか?

その歳なりの美しさを手に入れたいのでしょうか?

 

どれも正解で、どれも間違いではありません。どのような美しさを手に入れたいのか、現実的に手に入れることができるのか、そこから目をそらしたまま漠然と美しくなりたいと思っても、思うような美しさは転がり込んできたりはしません。

美しさの尺度は人それぞれです。追い求めるレベルも思いのほか個人差があります。ある程度の美の基準はあるかもしれませんが、道のりはワンパターンではありません。そのことをぜひ知っていただき、ご自身が本当に追い求める美しさを手に入れてほしいと思います。

美容医療は芸術的な側面もありますが、やはり科学です。すごく現実的なものです。

 

 

 

美しさを手に入れるにはどうしたらよいのでしょうか。

目はぱっちりしていた方がいいのでしょうか?そうともかぎりません。ぱっちり二重にあこがれを持つ人は多いのですが、それは唯一の基準ではありません。

では、シワはないほうがいいでしょうか?そうともかぎりません。シワが非常に良い味を醸し出している方は世の中に大勢いらっしゃいます。

では 《しみ》 はないほうがいいですか?そうですね、これはできればないほうがいいでしょう。やはり、点や線ではなく面で与える印象というものは大きく、だからこそ人は美肌を目指すのであり、しみも決して目をつぶれない問題です。

 

 

 

しみを観察してみましょう

お顔の《しみ》をどうにかしようと決めたら、ご自身のしみをよく観察してみましょう。

□いつからありましたか?

□何をきっかけにできてきたか覚えていますか?

(日焼けの後・肌荒れをした後・寝不足が続いた後・けがや手術の後・しみ治療を受けた後に悪化した)

□季節や日や時間によって、色や大きさが変わりますか?

□何個くらいありますか?

□大きさはどれくらいですか?

□クッキリしていますか?ボンヤリしていますか?

□何色ですか?(黒色・茶色・赤色・紫色・灰色)

□色調は濃いですか?薄いですか?

□ツルツルしていますか?ザラザラしていますか?

 

 

自分にできそうなことを想像してみましょう

セルフチェックが済んだら、いよいよご自身で現実的にできそうなことを実現可能な範囲で想像してみましょう。

●ライフスタイルの見直し(できるだけ直射日光が肌にあたらないような工夫)

□スポーツ(戸外)

□レジャー(キャンプ/海水浴/旅行/スポーツ観戦)

□仕事(車での移動/屋外での作業)

□お子さんのスポーツや外遊びのつきそい

 

●スキンケアの見直し

□毎朝外出しない日でもかならず日焼け止めを塗る

□夜にはしっかり保湿などのスキンケア

□12時前に就寝する

□いつものスキンケアに特別なメディカルコスメを加える

□どのようなスキンケアが自分に合っているかアドバイスしてもらう

 

●美容医療の門をくぐってみる

□心配なことを相談してみる(痛くないか?赤くなるなどのダウンタイムは?予算は?)

□どのような治療なら自分でも受けられそうかイメージしてみる

□人に気付かれずに受けられる治療もある?

□治療を受けたらしみはいつとれるか?

□何回も通う必要がありそうか?

 

 

美容医療でできることをリサーチしましょう

ひと昔前までは「しみ治療=レーザー」というシンプルな認識の方が多かったと思いますが、今ではそうでもないことをみなさまうすうす感づいてきているはずです。

しみを観察したときにお気づきかもしれませんが、しみにはいろいろな種類(老人性色素斑、肝斑、そばかす、色素沈着、ADM、脂漏性角化症など)があります。また、治療はレーザー治療だけではありませんし、レーザーにも種類がたくさんあります(Qスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザー、ピコレーザー、炭酸ガスレーザー、レーザーフェイシャル、レーザートーニングなど)。

大きく分けて、美容医療でできるしみ治療には2つの方法があります。

 

①お薬で治療する

②レーザーで治療する

 

 

 

①お薬で治療する

お薬の治療にもさまざまなバリエーションがあります。

□飲み薬 / 塗り薬

□通院が必要 / 自宅でできる

□塗り薬は : しみだけにぬる / 顔全体にぬる

□ダウンタイム : あり / なし

□治療の期間 : 2週間 / 3ヶ月 / 半年

 

 

 

②レーザーで治療する

同じようにレーザー治療にもさまざまなバリエーションがあります。

□痛い / 痛くない

□しみのところだけ / 顔全体

□1回 / 複数回

□しみがとれるまでの期間 : 2週間後 / 1ヶ月後

□軟膏やテープをつける必要が : ある / ない

 

 

 

わからない場合はまず相談してみましょう

しみの治療にも、いろいろな方法があることがお分かりいただけたでしょうか?

一言で「しみ」と言っても、しみにはさまざまな種類があります。治療法もいろいろです。どのような治療法を選択したらよいのかは、

 

●本当にあなたのしみに合っている方法を選ぶ

●現実的にチャレンジ可能な方法を選ぶ

●あなたの求めるゴールに近づける方法を選ぶ

 

これにつきます。もしすでにご自身に合った方法を見つけることができていて、悩みが解決され満足されていれば万歳です。でも、ご自身に合った治療法がわからない、試しているけれど期待した効果を得られていないようなら、現在のご自身の立ち位置・目指すゴール・道のりをあいまいにしてしまっているのかもしれません。

なかなかうすくならないしみでお悩みなら、お薬からレーザーまであらゆる治療に対応できる《形成外科専門医》にご相談ください。

 

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監修:

総曲輪ビューティクリニック 院長

佐藤 典子

形成外科専門医