総曲輪ビューティークリニック - SOGAWA BEAUTY CLINIC

COLUMN

もう失敗しない!
おでこのしわボトックス

「目が重くなった」

 

「ふたえが狭くなってひとえまぶたのようになってしまった」

 

「目つきが悪くなったといわれるようになった」

 

顔のボトックスで思わぬ結果になってしまうことがもっとも多い場所のひとつが 《おでこ》 です。今回はおでこのしわについて、原因や失敗しないためのポイント、失敗したときの対処法を説明します。

 

 

 

おでこにしわができる3つの原因

①肌のハリ低下

年齢とともにお肌のハリ・弾力が低下します。女性ホルモンの影響を受けるため更年期に入るとしわが急に目立ってきたと感じることも。

 

②眉を上げる癖

表情が豊かなタイプなら眉を大きく上げることがしわの原因になっていることがあります。また、表情と関係なく眉を常に持ち上げている癖があればそれがしわの原因になっている場合も。

 

③まぶたのたるみ

眼瞼下垂やまぶたのたるみがあると、無意識に目を大きく開こうとして眉が上がってしまうことがあります。とくに軽い眼瞼下垂では、眉だけが上がってしまっているということもあります。

 

 

 

 

おでこのしわボトックスのターゲット

おでこにある《前頭筋》は眉毛を上げる動きをする顔の表情筋です。

前頭筋に力が入りすぎたり動きすぎると眉が上がっておでこにシワができます。肌の弾力があるうちは目立ちませんが、弾力が低下してくるとしわが目立ってきます。

眼瞼下垂や眉毛を上げる癖があるとよりしわが目立つことがあります。

このようなおでこのしわにはボトックス注射が効果的です。

 

 

 

おでこのしわボトックスの効果と持続

ボトックスの効果は敏感な方なら当日から少し変化を感じることもありますが、通常は2,3日目からわかるようになります。効果がはっきりするのは2週間後で、注射したところだけしわがなくなります。注射していないところにはしわが残ります。筋力が強くボトックスが足りない場合もしわが浅く残ることがあります。必要に応じてしわが残っているところに追加注射をおこないます。効果は3〜4か月持続します。

 

3〜4か月後に効果がきれてくると、しわが目立ってきますが完全にもとにもどるまでには1〜2か月ほどタイムラグがあることもあります。たとえば眉を持ち上げる癖が自然となくなった場合や、意識しておでこを動かさないようにしている場合などです。

 

しっかり効果を保ちたい場合には3〜4か月に1回の定期的な治療が必要です。また、元に戻るまでにタイムラグがある場合には自分に合ったタイミングで治療の間隔をのばすことも可能です。次の治療のタイミングが分からない場合には担当医にご相談ください。できるだけ少ない頻度で効果を維持できる最適なタイミングをご提案いたします。

 

 

 

いろいろなおでこのしわボトックス

額のしわのボトックス治療にはいくつかの方法があります。自分にあった方法を選ぶことが失敗しないための大切なポイントです。症例を参考にご自身がどのタイプにあてはまるかチェックしてみてください。

 

【症例①】はじめての額ボトックスなら《ナチュラルボトックス》

おでこのしわが気になっているのですが、まぶたのたるみがある患者様です。いずれたるみ取り手術を受けたいと思っていて、いまはボトックスですこしでもしわを改善させたいというご希望でした。眉がすこし上げられるよう、標準の半分量を注射しました。

〈上:注射前、下:注射から2週間後〉

注射するポイントを生え際寄りにすることで眉を上げることもでき重い感じにもなりませんでした。すでに刻まれてしまったしわがすこし残っていますが治療前よりも目立たなくなっています。しわがさらに深く刻まれるのを予防する効果もあります。

ナチュラルボトックスのデメリットはしわが完全に消えないことですが、まぶたのたるみや眼瞼下垂があるならひかえめな《ナチュラルボトックス》がおすすめ。治療が1回で終わるのもナチュラルボトックスのメリットです。

 

 

【症例②】とにかくしっかり効かせたいなら《プレミアムボトックス》

しわをすっきりなくしたい、というご希望で治療を受けられました。額全体に標準量のボトックスを注射しました。

〈上:注射前、下:注射から2週間後〉

表情を動かしてもしわがまったくないツルツルのきれいなおでこになりました。このようにしわがまったくできないようにすると「目が十分に開かないことが原因でしわができていた」という人は、重く感じてしまうことも。「重い」という感じかたには個人差があるため、適量がわかるまで治療は2回にわけておこないます。《プレミアムボトックス》ではまずは少量からや、上半分からなど標準量より少ない量からスタートし、およそ2週間後に足りないところに追加することで重さを感じないちょうどよい効果が得られるまで調整します。

 

 

【症例③】重く感じないようにしつつ細かいしわを微調整《プレミアム〝マイクロ〟ボトックス》

症例②と同じ患者様です。しっかりボトックスのときは注射後しばらく重い感じがして目の印象も変わった気がしたため、今回は重い感じにならないようにしつつ、できるだけしわを目立たなくしたいというご希望でした。さざ波のように細かくしわがでるタイプだったため《マイクロボトックス》を提案しました。

〈上:注射前、中:注射から2週間後(このとき追加注射あり)、下:追加注射から2週間後〉

《マイクロボトックス》とは細かく浅く「ちょい打ち」すること。眉を上げる動きはできるだけ残しつつ、しわを目立たないようにすることができます。《深いしわ》や《大きく波打つしわタイプ》よりも眉を上げたときに細かく浅いしわがよる《さざ波タイプ》に向いている注射法です。この症例では最終的にほんのすこししわが残っていますが、

「重い感じもなく自然にしわが目立たなくなった」

と、とても喜ばれました。眉の形も眉山だけが三角に上がる形から丸く上がるようになったことで表情まで優しくなりました。

デメリットは注射するポイントが増えることと痛みですが、麻酔クリームを使えばすこしチクチクする程度です。2週間目の仕上がりチェックでしわが残って気になるところがあれば1回まで無料での追加が可能です。「ちょい打ち」のため微調整がとてもしやすく「まだ重く感じないし、ここにすこし追加してほしい」などのオーダーにもきめ細かく対応できます。

 

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よくある質問

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額ボトックスの失敗とは?

・眉の形がかわってしまった

 

・まぶたが重くなった

 

・二重幅が狭くなってしまった、一重になってしまった

 

・目つきが悪くなったといわれるようになった

 

・眉が上げられなくてつらい

 

・しわが残っていておでこがつるっとなっていない

 

期待した効果が得られなかったり、思わぬ結果になってしまったと感じればそれは失敗です。ボトックスで失敗したときの対処法をご紹介します。

①しわがまだのこっている

残っているしわ部分への修正ボトックスでしわを薄くすることができます。まぶたのたるみが原因なら、しわを完全になくしてしまわないほうがよいこともあるため追加注射をするか、他の治療を組み合わせた《コンビネーション治療》にするか担当医とよく相談を。

 

②上がり眉になってしまった

眉尻(こめかみ側)が上がってしまい、逆ハの字眉、上がり眉になってしまった場合は修正ボトックスで改善させることが可能です。ボトックスの量と位置がポイントになりますが、筋肉の動きや強さは個人差があるため修正ボトックスの場合は適切な診断ができる形成外科専門医をお選びください。

 

③下がり眉になってしまった

希望していないのに平行眉、下がり眉になってしまった場合には、まぶたを軽くするリフトアップ治療が効果的です。ボトックス、ヒアルロン酸、ハイフによる治療法があり、いくつかの治療を組み合わせることでさらに相乗効果が期待できます。

3つの切らないまぶたリフトアップについて(詳しくみる)

 

④まぶたが重い、二重が狭くなった、目つきが悪くなった

まぶたをリフトアップすることで改善が得られます。下がり眉になった場合とおなじボトックス、ヒアルロン酸、ハイフによる治療法があり、複数の治療を組み合わせることで相乗効果が期待できます。また、原因がまぶた(たるみ、眼瞼下垂)である場合、根本的な治療はまぶたのたるみ取り(上眼瞼徐皺術・眉毛下切開法)や眼瞼下垂手術になります。

 

 

 

 

 

さらに結果を追求するなら《コンビーネーション治療》

おでこのしわボトックスはうまくいったけどさらに結果を追求したい、もっとおでこをつるっとさせたい、というみなさまにおすすめしたい《コンビネーション治療》について説明します。

①深く刻まれたしわまで改善

ボトックスは眉を上げたときにできる細かいしわや大きいゆるかやなしわには効果的ですが、すでに深く刻まれてしまったしわには効果がありません。深く刻まれたしわまで改善させたいという場合にはヒアルロン酸注射が効果的です。とてもやわらかいヒアルロン酸《ジュビダームビスタボライト》なら凹凸が目立たず自然な仕上がりに。しっかりと改善させたい場合には少しかための《ジュビダームビスタボリフト》、一時的に凹凸が目立つ時期がありますが2−3週でなじんでしわがほとんど目立たなくなります。

ヒアルロン酸治療について(詳しくみる)

 

 

②うるおいを取りもどして美肌おでこに

ボトックスには「お肌がツルツルになる」「毛穴が目立たなくなる」というの副作用(副効果)があります。さらにしっとりとうるおったお肌を目指す方には、肌質改善のためのヒアルロン酸注射《ジュビダームビスタボライト》をおすすめします。額に1㎝間隔で細かくヒアルロン酸を注射することでお肌の失われた潤いやハリを回復します。

 

 

③おでこを丸くやわらかい印象に

ゴツゴツと骨っぽい印象のおでこが気になっているようなら、ヒアルロン酸で丸くととのえるという方法があります。丸みをだすときは①や②のようなやわらかめのヒアルロン酸ではなく、すこしかたいヒアルロン酸《ジュビダームビスタボリューマ》をまんべんなく広がるように注入します。眉骨の上やこめかみのまるみを出すことでやわらかな印象になります。

 

 

④ピンとハリのあるおでこに

しわはなくなったけどなんとなくお肌のハリがもの足りない、という方にはハリ改善効果のある《マッサージピール》をおすすめします。2週間間隔で5回の施術を受ければピンと張ったハリのあるお肌に。おでこだけでなく顔全体のケアも同時に受けられることをおすすめします。

 

 

 

 

 

おでこのしわボトックスで失敗しないために知っておきたいこと

 

・おでこのしわボトックスは効果に個人差がある

・まぶたのたるみがあると重い感じになったり目の印象がかわってしまうことがある

・しわやまぶたの状態によって注射の量や場所を微調整する必要がある

・ひかえめな治療からスタートすると失敗が少ない

・一度失敗しても注射のしかたを変えるとうまくいくことがある(マイクロボトックス)

 

 

思った通りの結果にならないこともあるおでこのボトックスですが、一度失敗したからといってあきらめる必要はありません。注射の方法やタイミングを最適化すればできるだけ少ない回数で最大の効果を得ることができます。そのためには最適な治療ができる経験豊富な担当医を選ぶことが最大のポイントです。

 

総曲輪ビューティクリニックでは経験豊富な顔の専門家である《形成外科専門医》のみが責任をもって治療を担当しています。注射後の無料検診などアフターケアも充実していますので、まずは無料カウンセリングにご来院ください。

 

 

 

 

 

《額ボトックス 》治療の流れ

1.診察

形成外科専門医がしわやまぶたの状態を診察し、《額ボトックス》の適応があるかを診断します。

 

 

2.治療

診断をもとに治療を行います。痛みが心配な場合には麻酔クリームを使うことで痛みを最小限にすることができます。総曲輪ビューティクリニックでは厚生労働省承認薬である《アラガンボトックスビスタ》のみを使用しています。すべての患者様に標準使用している《マイクロニードル》は極細で、痛みは最小限です。

 

 

3.アフターケア

ボトックス後のアフターケアや注意事項についてご説明いたします。軽度の内出血がみられることがありますが、メイクでかくせる程度です。

 

 

4.治療後の検診

2週間後の無料チェックで不都合がないかを確認し、ご希望に応じて追加注射をおこないます。

※プレミアムボトックスでは1回まで追加注射が無料です。

 

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よくある質問

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★富山でおでこのしわボトックスを受けるなら★

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076-471-0734(受付時間:9:00〜17:00 水・日・祝のぞく)

 

 

監修:

総曲輪ビューティクリニック 院長

佐藤 典子

形成外科専門医