まぶたのたるみ
3つの切らない治療
年齢とともにまぶたがたるみ、下がってくると目が重い感じ、二重の幅がせまくなってくるなどの変化が。根本的な治療は手術治療になりますが、軽いたるみや大きな変化を希望されないなら切らない治療も有効です。
今回は切らないまぶたのリフトアップ治療について説明します。
3つの切らないまぶたリフト
切らないまぶたのリフトアップ法として3つの方法をご紹介します。残念ながら効果は手術におよびませんが目立つ腫れなどのダウンタイムがないことが最大のメリットです。いずれも効果は少しずつですが、いくつかの治療を組み合わせることで相乗効果を期待することも。
切らないまぶたリフトその1:まぶたリフトボトックス
切らないまぶたリフトその2.リフトアップポイントへのヒアルロン酸注入
切らないまぶたリフトその3.ハイフでまぶたのリフトアップ
切らないまぶたリフトその1.まぶたリフトボトックス
眉のあたりにある表情筋《眼輪筋》に筋肉の動きを弱めるボトックスを注射します。眉がすこし上がるためまぶたのリフトアップ効果が。
【症例 】まぶたリフトボトックス
上:注射前、下:注射後2週間
注射後は眉山〜眉尻がわずかに上がり、まぶたへの皮膚のかぶさりが改善して中央のふたえの幅がみえるようになっています。1〜2週間後から効果を実感でき、持続は3〜4か月です。
切らないまぶたリフトその2.リフトアップポイントへのヒアルロン酸注入
最近注目されているのがヒアルロン酸によるリフトアップ治療です。少量の注入で効果が得られるのがこのリフトアップ治療のメリットです。まぶたをリフトアップするためのリフトアップポイントは《眉山》と《こめかみ》の2か所です。
《眉山》のリフトアップポイントはアラガン社《MD-Codes》とよばれるガイドラインの《E1》ポイント、眉尻のあたりです。使用するヒアルロン酸は《ジュビダームビスタボリフト》注入量は片側0.1〜0.2mlと少量です。この製剤は1本あたり1mlのため眉山リフトアップポイントのみでは余ってしまいますが、ほうれい線などにも使える製剤なので、残りをほうれい線やマリオネットラインに使えば有効活用が可能です。
《こめかみ》のリフトアップポイントは《MD-Codes》の《T1》《T2》ポイント、使用するヒアルロン酸は《ジュビダームビスタボリューマ》、注入量の目安はそれぞれ《T1》が0.2〜0.5ml、《T2》が0.3〜0.5mlです。こちらも1mlの製剤なので、あまったヒアルロン酸はあご先など少量で効果が得られやすいところに活用できます。総曲輪ビューティクリニックではできるだけ少ないヒアルロン酸で最大の効果が得られる治療をご提案しています。あまったヒアルロン酸の有効利用については担当医にご相談ください。
【症例】
上:治療前、下:治療直後
E1ポイントへ左右各0.2ml注入しました。治療直後からまぶたへの皮膚のかぶさりが改善し中央の二重の幅がすこし広がって見えます。直後から効果を実感でき、持続は1〜1.5年程度です。
切らないまぶたリフトその3.ハイフでまぶたのリフトアップ
ハイフ(HIFU)は超音波をつかったたるみ治療です。ハイフの効果がもっとも出やすいポイントは《フェイスライン》と《まぶた》といわれています。まぶたのリフトアップでは《ひたい》や《目のまわり》への照射が有効です。総曲輪ビューティクリニックで採用している《ウルトラセルZi(ジー)》は痛みの少ないハイフ治療器の最新機種です。短時間でくり返し照射することができるため、スムーズに治療が受けられます。
【症例 】ひたいハイフ
上:治療前、下:治療直後
治療後は眉山〜眉尻がわずかに上がり、まぶたへの皮膚のかぶさりが改善しています。直後から効果を実感できますが、効果のピークは1〜3か月後です。
★富山でボトックス、ヒアルロン酸、ハイフ治療を受けるなら★
総曲輪ビューティクリニック
富山県富山市総曲輪3-9-3
お問い合わせ、ご予約はお電話で
076-471-0734(受付時間:9:00〜17:00 水・日・祝のぞく)
監修:
総曲輪ビューティクリニック 院長
佐藤 典子
形成外科専門医