目の下のくまに
「スネコスパフォルマ」
「スネコスパフォルマ(SUNEKOS Performa)」とは?
「スネコスパフォルマ」は「非架橋ヒアルロン酸」と「6種類のアミノ酸」を成分とした「ECM製剤」です。
そもそもECM製剤とはどういったものでECMをターゲットとした若返り治療がなぜ注目されているのでしょうか?
「ECM」とは「細胞外マトリックス(extracellular matrix)」の略で真皮に存在し細胞を支えたり弾力をもたらすなどさまざまなはたらきをもっている糖と蛋白の複合体です。
「ECM」の構成成分には
・コラーゲン:お肌の土台、お肌を支える
・エラスチン:お肌の柔軟性、モチモチ感
・グリコサミノグリカン、プロテオグリカン:お肌のみずみずしさ
・フィブロネクチン:細胞の接着剤
・ヒアルロン酸:お肌のうるおい
などがありますがこれらの変性・減少が肌の老化をひきおこすと考えられています。
具体的には、小ジワの増加やハリの低下などがおこってきます。
「ECM製剤」は配合されているヒアルロン酸とアミノ酸が真皮の「線維芽細胞」にお肌の土台である「ECM」を増産させることでお肌の若返りをもたらすあたらしいエイジングケア治療です。
これまでのヒアルロン酸注入とのちがい
これまでのヒアルロン酸製剤のほとんどは「架橋ヒアルロン酸」とよばれるもので、おもに深いシワや溝を埋めたりボリュームをアップするためにつかわれてきました。この「架橋ヒアルロン酸」は天然にあるヒアルロン酸「非架橋ヒアルロン酸」とはすこし性質がことなるものです。
「架橋」とはヒアルロン酸の分子を結合する役割をもつ成分でヒアルロン酸の安定性を高める処理のこと。架橋結合されたヒアルロン酸はゼリーのようなゲル状となり、溝を埋めたりボリュームを出すことができるようになり、体に注入したときのもちもよくなります。適切につかえば自然にほうれい線などのシワをめだたなくすることができますが、デメリットとして、血流障害や架橋剤によるアレルギー反応などがあります。
「架橋ヒアルロン酸」は深いシワや溝を埋めたりボリュームをアップする目的につかわれてきましたが、細かなシワを改善したり、ボリュームアップさせずに肌に自然なハリを出すことにはあまり向いていませんでした。
これにたいして「スネコスパフォルマ」のような「非架橋ヒアルロン酸」をおもな成分とする「ECM製剤」は、サラサラとした液状のためシワや溝をうめたりボリュームをアップするような効果はありません。そのかわりに真皮のもとになる成分をふやすことで小ジワやハリの低下を改善し、本来の意味で皮膚の老化をくいとめ肌の若返りをはかることができるのです。
「ECM製剤」のデメリットは1回の治療ですぐに効果を感じにくく即効性にかけることです。1回目ではあまり効果を実感できなかったと感じられるかもしれませんが本来の効果を最大限に引きだすためには数週間に1回の間隔で3〜4回の施術を受けていただく必要があります。実はこれが「スネコスパフォルマ」を受けていただくうえで一番大切なポイントになります。
すくなくとも3回の施術が必要にはなりますが、ダウンタイムなく、自然に、すこしずつお肌のハリをとりもどすことができるのは「ECM製剤」の大きなメリットといえます。
「ECM製剤」はこれまで治療のむずかしかったうすいお肌にできたこまかいしわ、目まわりの小じわ、目の下のくま、首のしわなどに切らずにアプローチできる治療として、最近あらためて注目されている肌育治療です。
類似治療とスネコスパフォルマの特徴
「ECM製剤」には「スネコスパフォルマ」のほかにもさまざまな種類があります。また、同じように肌のハリやうるおいを回復するための注射製剤についてもその一部をご紹介します。
●スネコスパフォルマ
成分は低分子の非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸、従来品のスネコス200に比べてアミノ酸配合量、ヒアルロン酸濃度がアップ。肌のハリやうるおい、小じわなどが改善できる。
●スネコス1200
成分は中分子の非架橋ヒアルロン酸、アミノ酸はパフォルマと同じ配合。肌のボリューム感や少し深めのシワにも対応。
●その他のECM製剤(プロファイロ、ネオファウンド、ジャルプロ)
低分子と高分子の非架橋ヒアルロン酸が配合されている。アミノ酸の配合は製剤によってさまざま。
●PN製剤(リジュラン、プルリアル)
サーモンのDNAから抽出されたポリヌクレオチド(PN)を配合。非架橋ヒアルロン酸が配合されているものもある。
●ジュビダームビスタボライト
ごくやわらかい架橋ヒアルロン酸で、水分を肌にとどめる保水効果や肌質改善効果がある。
「ECM製剤」のなかでも仕上がりが自然で安心といわていれる「スネコスパフォルマ」の特徴
◎低分子の「非架橋ヒアルロン酸」と 「6種類のアミノ酸(※)」がECMのバランスを回復
◎肌へのなじみがよくデコボコになりにくい(※※)
◎「ヒアルロニダーゼ」活性を低下させヒアルロン酸を分解されにくくする
◎2週間に1回の注射×3回が基本
◎効果の持続は約6ヶ月から1年
◎イタリア「Professional Dietetics社」製
◎「CEマーククラスⅢ(※※※)」を取得
※グリシン、L-プロリン、L-リジン、L-アラニン、 L-バリン、 L-ロイシンを特殊な比率で配合。配合の比率がポイントで、細胞の活性化し、お肌のハリをアップするコラーゲン・エラスチンの産生を増やしてくれます。
※※注入直後には一時的にふくらみがでることがありますが、他の製剤に比べると一時的なふくらみが少ないため、回復も早くなっています。
※※※欧州安全基準適合の承認
「スネコスパフォルマ」をおすすめしたいのはこんなタイプ
・他の注入治療では改善しなかった細かなシワが気になる
・お肌表面のこまかいシワが気になっている
・目の下のクマやたるみが気になっている
・首の小じわが気になっている
・ナチュラルな仕上がりを求める
・大きく変化するより少しずつ改善していきたい
おおきく形をかえる治療ではないため「1回受けたが効果がわかりにくかった」という声もきかれますが、2回、3回と続けていくことでハリのある肌を育てていくことができます。
「非架橋ヒアルロン酸」と「アミノ酸」配合の「スネコスパフォルマ」であなたの理想とするハリ、ツヤのあるお肌を取りもどしてみませんか?
症例1
気になるところ:目の下のしわ、目の下のくま
◎施術前
◎施術後
症例2
気になるところ:目の下のしわ、目の下のたるみ、ほうれい線
◎施術前
◎施術後
「スネコスパフォルマ」施術の流れ
1.診察
形成外科専門医が診察し、ご希望に沿った「スネコスパフォルマ」施術のプランを作成します。目の下以外にも首、顔全体、などの施術が可能です。ご希望をお伝えください。
2.治療
診断をもとに施術を行います。極細針で細かく注射していきます。施術のまえに痛みをやわらげる麻酔クリームの使用をおすすめしています。
3.アフターケア
施術後のアフターケアや注意事項についてご説明いたします。腫れや軽度の内出血がみられることがあります。
4.治療後の検診、次回施術予約
施術間隔の目安は2週間か月です。スネコスパフォルマの効果を最大に引き出すためには、2週間の間隔で3回の施術を受けることが推奨されています。その後は半年に1回程度のメンテナンスケアをおすすめしています。
価格について(税込)
スネコスパフォルマ( 3.5ml)
3回コース:165000円
1回:66000円
合併症、副作用
腫れ、赤み、内出血
※いずれも数時間から1日で目立たなくなります。とくに目もとの治療では直後に腫れなどが一時的にめだつことがありますので、施術を希望される場合は当日施術後にご予定のない日程での施術をおすすめしています。
★富山で医療スネコスパフォルマ治療を受けるなら★
総曲輪ビューティクリニック
富山県富山市総曲輪3-9-3
お問い合わせ、ご予約はお電話で
076-471-0734(受付時間:9:00〜17:00 水・日・祝のぞく)
監修:
総曲輪ビューティクリニック 院長
佐藤 典子
形成外科専門医